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喘息の患者さんの入浴や温泉で注意する点とは

喘息でも子どもで元気がよいときは入浴して大丈夫なこともあります

ゼーゼー、ヒューヒューが問こえているときは、入浴してよいかどうか判断に困ることがあります。

 

子どもの場合は、元気で本人が嫌がらない場合は入浴してもかまいません。一番湯よりは浴室全体が温まって湯気が上がっているほうが、気管支をうるおし空気の通りがよくなるようです。ただし、熱い湯に長時間入るのは、疲労につながるので勧められません。ぬるめの湯でリラックスしましょう。

 

 

浴室で発作を起こした経験のある人は、ゼーゼーが聞こえる段階から入浴は控えたほうがよいでしょう。

 

高齢者では熱めの湯を好む人が多いようですが、喘息の発作は寒暖、乾湿の急激な変化で誘発されることがあります。寒い廊下を通るときは、上着をはおって移動します。湯温は摂氏38〜40度くらいがよいでしょう。

 

とくに就寝前にゆっくりぬるめの湯に入ると、精神的にもリラックスし、発作が起こりにくくなります。熱い湯に長時間入って、脱衣場で扇風機に当たるといったことは、発作を引き起こしかねないので避けましょう。入浴後は湯冷めをしてかぜを引かないように気をつけます。

 

 

温泉での湯治は医師に相談をしてからにしましょう

入浴剤は保温性が高まりリラックス効果があります。ただにおいの強いものは避けるのが無難でしょう。硫酸塩の含有量が多いものは、ときに発作を誘発することがあるので避けましょう。

 

硫酸塩の含有量が多い温泉も避けるのが無難です。なお温泉では1日に何回も入浴する人がいますが、これは疲労につながります。自己判断での湯治はすすめられません。必ず医師に相談してください。

 

 

旅行時の喘息発作の予防と対処法

旅行は気分転換の効果もあり、おおいに楽しんでよいでしょう。喘息があるからといって、あまり取り越し苦労をすることはありません。

 

修学旅行などもはじめからあきらめないで医師に相談し、許可が出たら積極的に参加しましょう。教師には救急のときの対処法、保護者の連絡先なども伝えておきます。
出かける前には万全の注意が必要です。とくに長めの旅行や海外旅行、修学旅行などの団体旅行では、事前に医師に相談し、携帯する薬なども処方してもらいます。

 

海外旅行の場合は、英語で病名や薬剤名などを占いたカードを携帯するとよいでしょう。これも医師に相談してください。

 

 

常用薬は旅行中も忘れずに使いましょう

移動交通機関の座席は禁煙席を利用します。車内や機内は冷房が効き過ぎることがあります。冷風が直接当たらない席に座り、スカーフなどでこまめに調節します。発作止めの薬は手荷物に預けず、必ず携帯しましょう。ふだん使っている薬は旅行中も忘れずに使います。

 

スケジュールはゆとりをもって計画し、食事と休憩の時間をしっかりとります。とくに海外旅行では時差の関係もあるので、到着日の予定はゆるめにしておきます。

 

 

海外旅行では、現地の相談先も控えておきましょう

酒を飲み過ぎたり、はしゃぎ過ぎるのもよくありません。団体旅行で体調が悪くなったときは、早めに係員に連絡します。個人旅行ではホテルのスタッフに相談しましょう。

 

海外旅行では、あらかじめ旅行代理店の現地連絡先を控えておき、気軽に相談するのかよいでしょう。

 

 

気候の変化と喘息の管理

季節喘息は予防的治療で防ぐこともできます

季節喘息といって、秋口や轟先になるとゼーゼー、ヒューヒュー鳴りだすという人がいます。これは子どもに多く、比較的軽症の喘息です。

 

シーズンになるときまって発作が起こる場合は、医師に相談しましょう。予防的な治療を行うことで発作を防いだり、症状を軽くすることができます。

 

家に閉じこもってぽかりいず、外気に触れるとともに、薄着の習慣をつけることも大切です。

 

雨が降る前や低気圧が近づいてくると、発作が起こるという人もいます。こうした場合も、予防的な治療を続けると、発作が起こりにくくなります。

 

寒暖の差が激しい春先や冷気がスーと忍び寄る季節も、患者さんにとっては発作が起こりやすいようです。この時期の外出では、冷たい外気を急激に吸い込まないよう、マスクで適度な湿気を保ったり、口呼吸を避けるなどの工夫もしてみます。

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