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喘息とその他の病気

かぜやインフルエンザのウイルスは喘息発作の誘因になります

気道の感染は、喘息発作の誘因として非常に重要です。とくにかぜやインフルエンザのウイルスは、気道粘膜に炎症を起こし気道を敏感にします。わずかな刺激にも反応して気道が収縮し、喘息発作が起こりやすくなります。またウイルスそのものがアレルゲンになったり、好酸球をふやすように作用することもあります。

 

気密性の高い建物が多くなり、ダニと同様、かぜのウイルスも季節を問わず繁殖しています。普段から過労を避け、生活のリズムを整え、睡眠、休養、栄養を十分にとってウイルスに対抗する体力をつけておくことが大切です。

 

 

うがいと手洗いでウイルスを寄せつけない工夫も必要です

ウイルスを気道に寄せつけないためには、外出後のうがいと手洗いも効果的です。

 

ある研究報告によると、緑茶や紅茶に含まれるカテキンという物質は、インフルエンザウイルスの感染力を弱める働きがあるそうです。緑茶や紅茶でうがいをするのもよいでしょう。うがいは、頭をできるだけ後ろにそらし、のどの奥まで水分が行き渡るようにしてカラカラするのがポイントです。

 

 

インフルエンザは予防接種で防ぐことも出来ます

インフルエンザのシーズンには、できるだけ混雑するところへ行かないようにします。バスや電車、飛行機などでは、マスクをつけると、吐く息の湿気でのどか潤い、ウイルスを住みつかせにくくするようです。

 

集団での生活や外出の機会が多い人は医師に相談し、シーズン前に予防接稀をするのもよいでしょう。

 

 

喘息と鼻炎や花粉症が合併したときには

成人喘息とアレルギー性鼻炎

成人喘息では60〜8%の人がアレルギー性鼻炎を合併し、アレルギー性鼻炎の患者さんの40〜50%が喘息を合併しているといわれます。

 

鼻アレルギーはL気道、喘息は下気道の病気であり、尾いに影響し合っているのではないかともいわれます。たしかに鼻アレルギーの患者さんの気道には好酸球がたくさん見つかります。

 

喘息の患者さんでアレルギー性鼻炎がある場合は、呼吸器科と耳鼻咽喉科の連携で治療を進めていきます。基本的には症状が重いほうの科にかかるのかよいでしょう。

 

花粉アレルギーが見つかることもあります

成人喘息の人では、花粉に対するアレルゲンを持っている人も多いようです。アレルゲンの検査をして花粉に反応する場合は、ダニやハウスダストなどのほか花粉に対する対策も必要です。花粉症はアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎がおもな症状です。

 

花粉症の症状が喘息といっしょに出るかといえば、そうとは限りません。一方が悪化しているときは、もう一方が改善しているという人もいます。

 

 

花粉症に対しても抗アレルギー薬が効きます

花粉症はシーズンの一か月くらい前から抗アレルギー薬を服用しはじめると、症状を防いだり軽減することができます。喘息の患者さんでは、ロイコトリエン拮抗薬が効くようです。喘息で、この薬を服用している人では、花粉症の症状の出方も少ないようです。

 

喘息の患者さんは、ダニを避けるためにふとん干しなどが大切ですが、花粉が飛ぶ季節には屋外に干さず、ふとん乾燥機で乾燥させるのかよいでしょう。外に干すときは、花粉がつかないように屋外用のカバーでおおい、使うときにとりはずすという方法もあります。

 

外出時は花粉を避けるために、帽子や、マスク、めがねを着用しましょう。

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