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喘息で入院治療が必要なときとは?

外来治療では改善した状態が続くと帰宅が可能です

医療機関の外来では、小児喘息でも成人喘息でも、患者さんの状態を把握して一刻でもいく気道を拡げ呼吸困難が軽くなるような処置を行います。

 

吸入をしたり、点滴、静脈注射、ときには酸素吸入が必要な場合もあります。治療が進んでピークフロー値が70%以にに回復し、最後に気管支拡張薬を使ってから1時間以上経ってもこの状態が継続しているときには、帰宅することも可能です。

 

お子さんの場合は、聴診器でゼーゼーが聞こえなくなったら、発作がしずまったと判断できます。発作がしずまると、子どもは何ごともなかったようにケロッとしますが、30分くらいは待合室で静かにしてようすをみましょう。

 

帰宅するときには、今後の通院の予定、薬の使い方などを聞いて、自宅での管理を続けることになります。

 

 

効果が出にくいときは入院治療が必要です

治療をはじめて1〜2時間経っても気道の狭窄状態が続き、症状がよくならないときは、入院してさらに強力な治療をしなければなりません。

 

ひとつのめやすとして、ピークフロー値が基準値の40%以下の状態が続いているときは、入院治療が必要でしょう。

 

状態が落ち着いても、次のような患者さんの場合は入院を検討します。

  • これまでにも、喘息で入院した経験がある
  • 今回の受診まで数日〜1週間くらい症状が続いていた
  • 肺炎、無気肺、気胸などの合併症がある
  • 妊娠中で医師の管理が必要
  • 帰宅後、継続して通院するのがむずかしい
  • 治療中の精神疾患があり、自己管理がむずかしい

 

 

救急カードを携帯しましょう

発作が苦しくて病院で治療を受けた経験のある人は、万が一の発作に備えて救急カードを作り携帯すると安心です。

 

カードは、定期券入れや財布どに入る大きさにします。住所、氏名、連絡先、かかっている医療機関と電話番号、救急のときに使っている薬剤名、アレルギーを起こしたことのある薬剤名、特別な処置が必要な場合はその内容を主治医に書いてもらいます。

 

携帯電話を持っている人は、緊急連絡先や医療機関の電話番号も登録しておきましょう。

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