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喘息かどうかは専門医の診察を受けて判断しましょう

喘息の診断はかかりつけ医に呼吸器科の専門医を紹介してもらいましょう

ゼーゼー、ヒューヒューといった発作や呼吸困難、あるいはせきが長い間続いているときには、一度、呼吸器科できちんと診察・検査を受けることをおすすめします。子どもの場合は、喘息の治療にくわしい小児科がよいでしょう。

 

大学病院などの専門医療機関では、紹介状が必要な場合が多くなっています。最近は内科や小児科の医師が気軽に紹介状を書いてくれるようになりましたから、遠慮しないで相談してみてください。

 

患者さんの症状によっては、個人の医療機関で受けにくい検査や診断だけを病院で行い、日常的な治療はかかりつけ医と連携しながら行う例がふえてきました。

 

喘息の治療は長く続きますから、ふだんは患者さんが通いやすい医療機関で診察を受け、必要なときだけ専門機関を受診するといった方法をとるのがよいでしょう。

 

 

喘息の定期検査は診断後も必要です

はじめての診察では、ほかの病気と区別をしたり、患者さんの喘息のタイプや症状の程度を調べるために診断します。患者さんによっては、下記の全部の検査をしないで診断する場合がありますが、だいたいのめやすとして参考にしてください。

 

血液検査では、アレルギーのチェックのほか、肝機能など令身の健康状態も調べるのが。般的です。喘息と診断されて治療がはじまると、治療の効果や副作用をチェックするために定期的な検査が必要になります。

 

喘息の診断の検査
  • 胸部エックス線検査
  • 血液・尿検査
  • 痰・鼻汁好酸球検査
  • 皮膚テスト
  • 呼吸機能検査
  • 誘発テスト
  • 気道過敏性検査
  • 動脈血検査
  • 心電図・血圧測定
  • 耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科検査など

 

 

喘息の診断で問診で伝えることのポイントは?

発作歴や家族歴はメモにまとめておくとよいでしょう

はじめての診察では、とくに問診が診断の重要なポイントになります。喘息そのものの診断はそれほどむずかしくないのですが、医師はほとんどの場合、患者さんが発作を起こしている現場に居合わせません。そのため、患者さんから発作のときのようすを聞かないと診断がつきにくいのです。

 

 

問診では、下記のような項目について質問するのが一般的です。医療機関によっては、待ち時間に問診表に記入するところもあります。かかりつけの医師がいる場合は、紹介状を書いてもらうと貴重な診断材料になります。

 

発作歴や家族歴は突然聞かれても思い出すのがむずかしいですから、あらかじめ簡単なメモなどにまとめておくとよいでしょう。時間的な経過などは思い出せる範囲でけっこうです。ふだんの生活環境、職業などで思い当たることがあったら、それもぜひ加えてください。

 

間診ではこんなことを聞かれる

発作歴
  • 何歳(何か月)ごろから始まったか
  • 発作の程度と間隔
  • きっかけがあるときは、その内容
  • 季節がきまっているか
既往症
  • これまでにかかった病気
  • とくにアトピー性皮膚炎、じんましんなど
  • かぜにかかりやすい
家族歴

父母、兄弟姉妹、祖父母、おじ・おば、いとこで、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などアレルギー性の病気の人がいる力

環境
  • 動物を飼っているか
  • 住居の気密性が高くないか
  • 居住地付近の車の往来が激しくないか
  • 発作が起こる場所が決まっていないか

 

 

喘息の診断の決めてになるのは

喘息の診断の決めてとしては、次の3項目が大事なポイントになります。症状チェックの参考にしてください。

 

喘息発作が夜間や明け方に起こる

喘息の発作では、夜間から早朝にかけて多発する例が多くみられます。発作が起こると横になっていられず、1〜2時間は寝つかれず、家族も安眠できなくなることがあります。

 

睡眠不足のために翌日の生活に支障をきたすといったことがよくあります。また、発作がしずまってからぐっすり眠ってしまうこともあり、学校や会社に遅刻するという人もいます。

 

安静にしていても喘息発作が起こる

通常、呼吸困難というのは、体を動かしたときに起こるものです。これを専門的には、「労作性呼吸困難」といいます。

 

ところが喘息の場合は、じっと安静にしていても発作が起こります。たとえば、食事をおなかいっぱいに食べたあと、気管支が圧迫されて空気の通り道が狭くなって発作が起こるということがあります。

 

昼間舞い上がっていたホコリやチリが寝静まった室内でよどみ、それを吸って発作が起こるということもあるようです。要するに、何らかのきっかけで気道が過敏になったり、空気の通り道が狭くなると、からだを動かさなくても発作が起こる、これが喘息発作の大きな特徴です。

 

運動誘発性の喘息というものもありますが、それも運動がきっかけというより、そのときに急にたくさん空気を吸い込んだために、狭くなっていた気道が刺激されて発作を起こすようです。

 

喘息発作はいったんおさまるが放置すると繰り返す

喘息の発作は、軽症のうちは放置しても自然におさまります。症状が重くなると、四六時中ゼーゼーしている人もいますが、これもたいていは薬でおさまります。

 

発作のないときは健康な人とほとんど変わらない生活ができ、発作のときの苦しみがうそのようにケロッとしています。肺気腫のように慢性的な呼吸困難に悩まされることはまずありません。

 

しかし、気道の炎症に対する治療が十分にできていないと、やがて炎症が再燃して空気の通り道が狭くなり、発作を繰り返すことになります。喘息では、発作の症状がずっと慢性的に続くことはないのですが、気道のほうの過敏状態は放置すると慢性的に続いて悪化していきます。このため油断ができないのです。

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