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日常生活のなかで不整脈発作の誘因をできるだけ減らす工夫をしましょう

精神的・身体的ストレスが不整脈の誘因になります

不整脈の発生に関わる要因は日常生活のなかにもたくさんあります。不整脈のある人は、治療と併せて生活習慣の見直しが欠かせません。

 

心身に加わるストレスは不整脈を起こしやすくするだけでなく、不整脈の原因となる高血圧や糖尿病、狭心症・心筋梗塞などの病気を悪化させることにもなります。特に、睡眠不足、疲労、お酒の飲みすぎなどの生活習慣は、自律神経の働きに悪影響を与えます。

 

 

不整脈は、自律神経と密接な関係があります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この2つがバランスよく働くことで体の機能はコントロールされています。緊張したときには交感神経が優位に働いて心拍数を増やし、リラックスしているときは副交感神経が優位になり、拍動はゆっくりになります。

 

 

しかし、ストレスや過労などで無理をすると自律神経のバランスが乱れ、心臓の働きにも影響し、不整脈が起こりやすくなります。

 

致死性不整脈は朝が起こりやすいです

自律神経は、夜間睡眠中には副交感神経が優位、朝起床時間が近づくと交感神経が優位になるしくみになっています。

 

その切り替わりの時間帯にあたる早朝には、血圧が上昇し、心拍も速くなってきます。このとき心臓に負担がかかり、心室細動などの突然死につながる不整脈が発生しやすいのです。不整脈のある人は、朝こそゆっくり、を心がけましょう。

 

 

自律神経、血圧、心拍数の急激な変動は要注意です

不整脈がある人は、心臓への負担を軽減することが重要です。不整脈の発作を防ぐだけでなく、脳卒中や狭心症・心筋梗塞といった命にかかわる病気を引き起こさないためにも大切なことです。

 

そのためには、規則正しい生活で自律神経の働きを整えるとともに、血圧や心拍数の急激な変動に注意しましょう。

 

血圧や心拍数はささいなことで大きく変動します。血圧が急に高くなったり、あるいは低くなったりすると、その振り幅が大きいほど、心臓に大きな負担となって不整脈を起こしやすくなります。

 

不整脈を起こしやすくする要因

不整脈を起こす要因は、心臓病だけとは限りません。肥満や高血圧、高血糖などはいずれも動脈硬化を促し、結果的にそれが心臓に負担をかけることになります。

 

中高年になると、予備軍も含め、高血圧や糖尿病になる人が増えてきます。その根底には、肥満や運動不足が影響しているため、食事や生活習慣を改善し、血圧や血糖値を良好な状態にコントロールすることが不整脈の治療にもつながります。

 

 

不整脈の原因につながる食習慣を見直しましょう

不整脈の場合、それだけで特別に食事制限が必要になることはありません。ただ、原因となっている心臓病などで制限がある場合は、それを守ることが大切です。

 

また、高血圧や高血糖、脂質異常などがあると動脈硬化を促したり、高血圧や糖尿病を悪化させたりして結果的に心臓に負担をかけます。そのため、病気や症状に応じた食事の注意を守ることも必要です。

 

食生活の注意点は生活習慣病の予防・改善と同じです。塩分や脂質の摂取を控え、食物繊維を積極的にとります。肥満がある人は食べすぎに注意します。

 

 

不整脈や心臓病に応じて無理のない運動を習慣にしましょう

適度な運動は、全身的な健康のためにも、ストレス発散のためにもお勧めですが、不整脈や心臓病がある人には注意点があります。

 

不整脈のタイプによっては、運動により発作の頻度が減るなどのメリットがあるのですが、逆に運動が発作を誘発する場合もあります。また、慢性心不全がある場合などは、運動で心臓に負荷をかけすぎると悪化させます。不整脈のタイプや心臓病によっては、運動制限があることを知っておきましょう。

 

運動を始めるときは事前に医師に相談し、適切な運動足や内容を確認してからのほうが安全です。

 

 

心拍数や血圧を急変動させる行動に気をつけましょう

心拍数や血圧の急激な変動は心臓に負担をかけます。しかも、特別なことではなく、ふだん何気なくやっている習慣が血圧を変動させたり、心拍数を増やしたりする引き金になっていることもあるのです。

 

日常のちょっとした気配りが不整脈の発作を防ぎ、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を防ぐために役立つことがあります。

 

特に気をつけてほしいのは、入浴や排泄に関することです。季節でいえば、特に冬が危険です。浴室やトイレは発作の多発地帯であることを知り、くれぐれも用心しましょう。

 

 

不整脈のある人の生活のQ&A

お酒はどれくらいなら飲んでも良いですか?

不整脈がある人は、基本的に釛洒は勧められません。しかし、晩蘭でストレス解消やリラックスをは心る人は多いもの。医師の許可があ釶ば、適量を守って飲みましよう。

 

男性なら1日にビール中瓶1本(500ml)まで、日本酒なら1合程度が目安です。女性は、この半分程度が適量とされています。

 

性生活はあきらめなければならない?

セックスは心拍数を増加させyため、基本的には運動と同じだと考えましよう。したがって、運動で発作が誘発されるタイプの不整脈や、心機能が低下している人の場合は、制限されることがあります。

 

ただし、一般にはリラックスして行うセックスであればほとんど問題ありません。セックスの際の事故は、ふだんと違う相手との行為の場合に多いといわれています。

 

なお、植込み型除細動器(ICD)を植込んだ人の場合、セックス中に誤作動が起こる可能性がありますが万一起きても、パートナーは微量の電流で皮膚がピリピリするくらいで特に心配はありません。

 

突然死を起こすのはどんな運動ですか?

心臓に強い負荷がかかる種目は危険です。最も多いのはランニングですが、中高年では以外な競技にも落とし穴があります。

 

ゴルフやゲートボールなど、一見心臓への負担がなさそうなものでも、パターを狙うときにドキドキしたり、勝負に夢中になるあまリイライラしたりカッとなったりして血圧を揺さぶることがあります。また、ゴルフ
の早朝スタートは、発作の多発時間帯と重なるため要注意です。

 

どのくらい運動しても大丈夫なのかわからりません

運動によって発作が誘発される〈タイプの不整脈は、基本的に運動は避けるべきです。
自分がこのタイプかどうかは、運動をしながら心電図を測定する「運動負荷心電図」をとると調べることができます。

 

医師に相談し、検査を受けたうえで運動の許可が出たら、心臓に負担がかからない運動の種類や内容、運動量を処方してもらうと安心です。

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