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アトピー性皮膚炎の治療は症状が悪くなる原因を見つけることが先決です

アトピー性皮膚炎の症状は、薬だけで魔法のように治すことはできません。ここでもう一度、アトピー性皮膚炎がどのようにして起こるのかをおさらいしてみましょう。アトピー性皮膚炎は、アレルギー反応を起こしやすい体質とバリア機能の低下した皮膚の人に起こる炎症で、その原因は千差万別です。

 

職場や学校での生活、洗顔、洗髪、入浴、服装、化粧、洗濯、掃除、家事、趣味、睡眠パターン、居住環境など、その人のライフスタイルのなかで皮膚炎を悪化させる要因かいくつもあったり、さらに基本的な皮膚の手入れ、つまりスキンケアが行われていないと、炎症はなかなか治りません。治ったとしても、すくに再発することになります。

 

 

アトピー性皮膚炎の治療の三本柱は、薬物療法、スキンケア、そして生活環境を含めた毎日の暮らし方にあります。この三本の柱のどれか欠けても、治療はなかなかうまくいきません。むしろ症が落ち着いたら、薬物療法は保湿薬程度でよくなることも可能であり、スキンケアと生活のしかたをきちんと組み立てることか大切です。

 

 

治療時には困っている内容を医師に伝えましょう

診察では、薬のつけ方のほか、皮膚のバリア機能を守るには、どんなスキンケアを行ったらよいか、生活面ではどんなことに気をつけたらよいが大事です。

 

しかし、医師が助言できるのは、患者さんの症状などから推測できる範囲に限られます。患者さんが毎日どんな生活をしていて、どんなことに困っているのか、といったことを、ぜひ患者さんのほうから伝えましょう。

 

洗髪のしかたひとつにしても、なるべく皮膚を刺激しない方法があります。本医師が、患者さんが知りたい情報のすべてを網羅することはできていないと思います。医師は一般的な知識をもっていても、患者さんひとりひとりの生活全体を見ることはできません。

 

毎日の生活てわからないことなど、患者さんのほうから医師に伝えてください。

 

治療方針を知って薬を使い分けよう

アトピー性皮膚炎の薬は、症状によって使い分けます。また、からだの部位によって薬の吸収が異なりますから、症状が出ている部位によって薬か異なることもあります。このため患者さんはどの薬をとの場所にどんな目的で使うのか、治療方針を知って塗り分けることが必要です。症状がよくなったら、少しすつ弱い薬を使うようにしますが、そうした治療方針も知っておくと、治療がスムーズに進められます。

 

治療を開始したら、症状の変化をできるだけ客観的に把握する努力も必要です。患者さんのなかには医師の目から見れば、だんだんよくなっているのに、まだよくならない、治り方が遅いと落ち込む人も少なくありません。

 

医師は、たくさんの患者さんを見ている経験から治り方などのようすもよくわかっています。自分では治りがよくないと思っても、医師によくなっているといわれたら、その言葉を信用して、いたずらに落ち込まないほうがよいのではないでしょうか。実際、前に比べるとよくなっているというふうに前向きに考えるほうが治療の励みになり、治り方も早いようです。

 

本当によくなっていない場合は、医師はふだんの生活や薬の使い方なとを確認して、処方の変更なとを検討します。そうした判断こそ医師にまかせてください。

 

患者さんは日常の管理に責任をもち、医帥は診断や処方に責任をもつという役割分担をして、二人三脚で治療を進めていきたいものです。

 

こうして患者さんと医師との連携かうまくいくと、患者さんは、だんだんと自分のアトピー性皮膚炎が、どんなときに悪くなるのか、どんなことをすると悪くなるのかを見きわめられるようになります。医師は患者さんの報告から、症状を悪くしている原因を推測でき、より的確な冶療法を選ふことができるようになります。

 

アトピー性皮膚炎の治療は、すべて、それそれの患者さんにしか合わないオーダーメードてす。ひとつとして同じパターンはなく、スキンケアを含め、ひとりひとりに合った治療プログラムか必要です。

 

患者さんは自分がアトピー性皮膚炎の主治医であると自覚して、医師の専門知識と経験が役立つような活用のしかたをしてください。

 

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